お米に沸く虫の代表的なものに
穀象虫(コクゾウムシ)という象の鼻の様な2-3mmの黒っぽい虫がいます。
この虫は穀物に出る代表的な虫で
ゴールデンウィークを過ぎたあたりから出てきます。
どこから出てくるのかと言うと
田んぼの中でお米の中に穂が実る前に卵をうみつけ
気温が上昇してきた5月初旬にという、お米自体から。
またお米の袋についていることもあります。
どうなると出てくるのかについては
保管状況(生まれやすい状況)がよくなかったり
お米が農薬を多く使っているか少なく使っているかによります。
最高気温が20℃を超えたあたりから
気温の上下が激しい日の当たる場所や
湿度・温度ともに上下しやすい台所は
保管には向いていません。
そうするとどういった場所が保管に適しているかと言うと
この虫は通常15℃以下、湿度70%では生まれてきませんので
冷蔵庫が保管にはとてもいい環境です。
ただ、さすがに30kg全部を冷蔵庫に入れることはできませんので
5キロづつ精米したものを
冷蔵庫に2?のペットボトルで小分けして保管することを
おススメします。
次にすでに出てきてしまったものをどうするかという点です。
まず日光のあたる場所、特にお庭でビニールシートなどを開いて
お米をなるべく重ならないような形で薄く開いてください。
そうすると日光が嫌いな虫は日陰のほうに自然とはい出ていきます。
次に精米についてです。
家庭用精米機もコイン精米機も同じですが
もし虫が残っていたとしても
精米してしまえば摩擦の熱で虫は死んでしまいます。
また、虫は糠の出るところに行くので
白米のほうに出てきません。
それでも気味の悪いという場合はお米をよく研いで
いただければと思います。
少し前にも書きましたが
この穀象虫(コクゾウムシ)は農薬の香りが嫌いなようで
農薬の少ないお米によくに寄ってきます。
他で売っているものは安心安全をうたっているお米が多いですが
実際は虫が発生しないように農薬を規定の範囲以内で
使っているのでとても少ないといわれています。
虫がつくということはお米がおいしいからであって
虫もつかないお米はお米であってお米でないと言えるのではないかと
おもいます。
今回始めて穀象虫が出てきたということで
大変かとは思いますが
決して虫が出ないお米はないということ、
保管状況や処理の仕方を学んでもらえたらと思います。
生産者さんが1年を通じて育てた大事なお米。
できたらそのまま捨てずに適正に処理して食べていただけたらと思います。

















